デイトレード(日計り商い)とは?やり方と始め方

株の投資手法というものはいくつかあります。デイトレード、スイングトレード、中期から長期の保有・・・、短期か長期かでの分け方ですが、今回はその中の「デイトレード」について解説していきます。

私の苦い経験も書いていますので、みなさん同じ失敗をなさらぬようお気を付けください(笑)。

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目次

デイトレードとは

デイトレードとは「日計り商い」とも言います。意味は「株を1日のうちに売買する事」です。

数十分で多額の利益を上げることが出来る可能性がありますが、その逆も然りです。ただそれは何千万円や億単位の大金で株を買い、数円上がったところで売り払う事で利益を得ることが出来るからです。

数円でも数千株買っていれば掛け算で利益増えますもんね。お金持ちはどんどんお金持ちになるんですねぇ、いいなぁ。

デイトレードの始め方

信用口座

1日のうちに同じ銘柄で何度も取引をを行う場合には、信用取引の口座が必要になります。ご注意ください。

デイトレードのやり方

現物と信用では取引が若干違いがあります。まずはそれぞれ取引のやり方を証券会社のウェブサイトやヘルプ等の説明をよく読み、取引の方法をマスターするようにしてください。

取引の方法がマスター出来たらデイトレードを実際にやってみてください。デイトレードのやり方自体は証券会社が提供しているアプリやウェブサイトでのやり方です。デイトレードだからって別の手続きがあるなんてことは基本的にありません。

デイトレードは時間との戦いです。少しの気のゆるみが利益を失ったり損失を出すきっかけにもなるのです。

下記、私の苦い経験を書いておきます。

デイトレードは投資の経験を積んでから

私もデイトレードをやってみようとしたことがありました。当時の私のイメージで「デイトレードこそが株取引の花形だ!」なんて事を考えていた時期です。

朝早く起きてパソコンを起動し、わくわくしながら寄付きを眺めます。さあ朝の9時、チャートを見ながら取引開始!

お!昨日予測した通り上がった、買い注文出しておいてよかった~。約定した株価よりもどんどん上がっている!いいぞいいぞ~。

ワクワクドキドキ、そしてニコニコしながら画面を眺めます。

だがしかし、ここで問題が発生します。

「トイレに行きたい」

今日はデイトレやるぞ!と早起きし、でも利益出せるかな?という不安と緊張で水分を結構とってしまっていたのです。

「まあいいや、しばらくは上がってるだろう。数分くらいどうってことないだろうからちょっとトイレ行こう」

しかし数分後自分の机に戻って画面を見てみると・・・。

「ふー・・・。さてと、株価は?ってああああああああああ!!!!!」

ゴンゴン下がってる!いつのまにか上げは終わり、みんな利益確定だか何だか知らんけど売ってるのです。

あたふたしながら私も売り注文を出します。

「ちょっと!あれ?売り注文ってどう出すんだったっけ?ゲッ現物じゃなかった信用だった!どうやるんだったっけ?ええとこーしてあーして…。よし売り注文できた。」

しかしなかなか約定せず、買値より低くなりみるみる株価は落ちていきました。少し落ち着いたところでどうにか約定。

結果、損失です。

茫然自失、唖然、放心状態・・・。しばらく身動きも取れず何も考えることが出来ませんでした。

上司からのプレッシャーの中、先に出世街道をひた走る同僚をひたすら追いかけ、部下や後輩からは突き上げをくらい、クライアントからの理不尽に耐えつつ、ようやく貯めたせっかくの貯金が一部ではありますが数分で消え去ったのです。

「もう嫌だ。こんなに心を弄ばれるなんて…なんて怖いんだ。」

簡単に資産が増えることはありません。ですが簡単に資産を減らす方法はあります。それは「油断をすること」です。油断さえすれば資産なんていくらでも減らせるのです。

それが行き過ぎると借金が生まれ、借金がどんどん増えていく事になります。恐ろしいことです。

私は資産の一部を消し飛ばしただけなのでどうにか立ち直ることが出来ましたが、ここでもし「失った分を取り戻してやる!」なんて根性を出してしまったらどうなっていたでしょう。

一部の損失だけであんなにあたふたし情緒不安定になったのです。まともな取引などできません。資産を全部消し飛ばしていたのではないかと、思い出すたびに怖くなります。

デイトレードでは銘柄の事はもちろんですが、自分の心の状態、体の状態、ネット環境や取引するために使用するパソコンやスマホ等、自分の事や自分を取り巻く環境の事全てに気を配る必要があります。

単に私がデイトレードに向いていなかっただけかもしれませんが、どうかお気を付けください。

※投資のやり方やルールは法改正やルール改定等により変わる事があります。実際に取引を行う際は証券会社からの情報に常に注意して最新の情報を得てください。

もし当サイトで間違った情報があった場合、お手数ですがお問い合わせからその旨をお知らせください。よろしくお願い致します。

投資は自己責任で行ってください。

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