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つれ高とは
つれ高とは、ある値上がりしている銘柄につられて同じ業種や関連の他の銘柄が買われて、株価が上昇することです。つられて値が高くなる意味ですね。
逆につれ安とは、ある値下がりしている銘柄につられて同じ業種や関連の他の銘柄が売られて、株価が下落することです。つられて値が安くなる意味ですね。
つれ高を見極める
ちょこちょこ過去にも書いたことがありますが、自称デイトレーダー・実質無職の頃がありました。はい、黒歴史です。
その時につれ高狙いで取引をしていた時がありました。その体験談と教訓を今回は書きたいと思います。
ある日、同じ業界の別企業でこれからつられて上がるであろうと予測し、別の銘柄の株を買いました。すると予測は当たり、上がっていきました。
よし当たったと喜び、その日の後場に売却して利益を得ることができました。その日はよく眠れたのを覚えています。
翌日、さぁ今日も二匹目のドジョウ狙いです。値上がり率の高い銘柄は置いておき、同じ業界の別銘柄を探します。
まだ値上がりしていない銘柄を見つけ、迷わず買いました。さぁさぁ昨日みたいに上がってくれよと私はワクワクしております。
しかし結果は・・・。
ほんの少し上昇しましたが、値上がり率の高い銘柄とは違い緩やかで短時間上がっただけですぐに下がってしまいました。
えーと思っていると、値上がり率の高い銘柄も上昇が終わっており、取引が落ち着いてしまっていました。
この時はふと最初に見た銘柄を確認したから良かったものの、確認しなければなんで上がらないんだよ〜と慌てふためいていたことでしょう。
上がっている銘柄がなければ、つれ高なんてものもあるわけがないですね。安易にこれだ!などと決め、経過を観察し分析することもなく買ってしまったために起きた事でした。
そこで、今回の教訓です。
- 本当に他の銘柄にも波及する勢いなのか
- しばらく上がり続ける予測ができるか
- この銘柄にも波及してくるか、いつ?どれくらい?
つれ高狙いのときは、こういったことを観察して分析して予測できていないといけませんね。
まとめ
- つれ高とは、ある値上がりしている銘柄につられて同じ業種や関連の他の銘柄が買われて、株価が上昇すること。
- つれ安とは、ある値下がりしている銘柄につられて同じ業種や関連の他の銘柄が売られて、株価が下落すること。
- 安易につれ高が起こるとは思わず、つれ高が起こるか、どこにどれくらい波及してくるかを分析し予測をたてる必要がある