5陽連とは

5陽連(五陽連)とは、陽線が5本連続で出現することで今後株価が上昇していく可能性が高いことを意味します。今後上がるかもしれないから今のうちに買った方がよさそうという状態です。

逆に5陰連(五陰連)とは、陰線が5本連続で出現することで今後株価が下落していく可能性が高いことを意味します。今後下がるかもしれないから今のうちに売っておいた方がよさそうという状態です。

2本陽線が続いた事は「陽連」といい、ほかにも何日続いたかで例えば12本連続だと「12陽連」と言う事もあります。

ちなみに3本の陽線では酒田五法でいう「赤三兵」となります。

どのタイミングで出たかが大事

5陽連が出れば全部か全部上昇に転じるとは限りません。もしも天井圏で出てもここからの上昇は見込めないでしょう。逆に底値圏で出ればもしかしたら底を打ってこれから力強く上昇し始めるのではないかと予測できます。

あとは、5本も連続て陽線がでたことによって「こんな連続で出て大丈夫？」「下落傾向なのに5本も陽線出たなら揺り戻しでまた下がるのでは？」とも思ってしまいます。

でも5陽連という言葉さえ知っておけば見通しを立てる指標にはなりますね。上がるかも？さて本当に上がっていくとしたらいまどうしようかな、もし上がらなければどう対応しようかな、という部分が決められるようになります。

ちなみに私は5陽連のあとにまた下げるだろうと考え、特に買うことはしませんでした。そもそもその当時はその言葉知りませんでしたし。。

なんならもう底割れするんじゃないかと思い空売りでもやっちゃおうかなとしていたくらいです。

しかし、その見込みは大きく外れました。

しばらくすると上がっていきました。ギョッとしましたがとくに保有してるわけでもないのですぐ冷静さを取り戻しました。ただし、なるほどこれは買いのシグナルだったのかと上昇していくローソク足たちを見て私は悔しがっておりました。

まぁ底値圏でしたし、その底値圏で陽線がかなり連続して出現すれば何かが起こりそうに見えますよね。

その変化を見落とさないようにすることが重要です。変化からこれからの動きを予測し、当たったときと外れたときでどう対処するかを決めることが重要ですね。