三空とは?株価の動き

目次

三空とは

三空とは、4本連続で陽線(または陰線)が続き、それぞれローソク足の間に窓が明いている状態のことです。4本のローソク足に窓が3つあります。窓が明いている部分を「空」と呼びます。3つの空があるため「三空」となります。

なにか突発的なことが起きて急激に相場が動いたことによる現象と見られています。その後は急激に動いた相場が揺り戻しにより元の株価にいったん戻ろうとするであろうと予測されます。

連続しているローソク足が陰線の場合は、「三空叩き込み」と呼び、売られすぎとして「買い」のチャンスと見られています。連続しているローソク足が陽線の場合は、「三空踏み上げ」と呼び、買われすぎとして「売り」のチャンスと見られています。

三兵との違い

三兵との違いは窓があるかないかです。三兵には窓がなく3本のローソク足を見ますが、三空には窓があり4本のローソク足と窓を見ます。

そして、三兵は陽線であれば上げのサイン、陰線であれば下げのサインです。しかし三空だと逆です。陰線だと上げのサイン、陽線だと下げのサインになるのです。正確に覚えておかないと判断ミスで損失をしてしまうかもしれません。

窓明いてるのか微妙なとき

明確にこれは窓が明いていると判断できないときはやめておいた方がいい思います。わからないものをわからないままにして先に進むことはかなりの大きなリスクです。私はそれで失敗をし続けてきました。

1~3本目のローソク足の間の窓も微妙だし、4本目も陰線で3本目と4本目の陰線ローソク足の間にが微妙だけど窓明いているようにも見えるから三空かも、じゃあ思い切って買ってみよう!と買った時があります。思い切りがいいのか無鉄砲なのか。。

いざそのあとの動きを見てみると下がり続けていました。窓は明いているように見たいだけであり、実際には微妙すぎて窓とは呼べないほどの幅だったのです。

三兵も三空も明確に出現するときはあるはずなので、判断が微妙な時に自分がそう見たいからチャートを自分の主観でのみ見て判断することは危険だということがわかりました。

まとめ

  • 三空とは、4本連続で陽線(または陰線)が続き、それぞれローソク足の間に窓が明いている状態のこと
  • 三兵には窓がなく3本のローソク足を見る、三空には窓があり4本のローソク足と3つの窓を見る
  • 三兵は陽線であれば上げのサインで陰線であれば下げのサインだが、三空は陰線だと上げのサイン、陽線だと下げのサインになる

※投資のやり方やルールは法改正やルール改定等により変わる事があります。実際に取引を行う際は証券会社からの情報に常に注意して最新の情報を得てください。

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投資は自己責任で行ってください。

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