なぜサラリーマンは一生お金に不安を抱え続けるのか|日本の給与構造・税金・社会保険のリアル

目次

なぜサラリーマンは一生お金に不安を抱え続けるのか|日本の給与構造・税金・社会保険のリアル

サラリーマンとして働いていると、ふとした瞬間にこんなことを思いませんか。

「ちゃんと働いているのに、なぜかお金が増えない」
「給料は上がったはずなのに、生活が楽にならない」
「このまま定年まで働いて、本当に大丈夫なのだろうか」

私自身も、ごく普通の会社員です。
月収は特別高いわけでもなく、家族がいて、住宅ローンもあり、将来の教育費や老後のことを考えると、やっぱり不安になります。

しかし、あるとき気づいたことがあります。

「これは自分の努力不足ではなく、構造の問題なのでは?」

一生懸命働いてもお金が増えにくい理由は、実はかなりシンプルです。
日本の給与構造、税金、社会保険。
この3つの仕組みを知ると、多くの会社員が同じ不安を抱える理由がよく分かります。

この記事では、なぜサラリーマンは一生お金に不安を抱えやすいのかを、私の実体験も交えながら、なるべく分かりやすく解説していきます。

サラリーマンが不安になる最大の理由は「収入の構造」にある

会社員の収入は、基本的に「給与」一本です。

この仕組み自体は安定しています。
毎月決まった日に給料が振り込まれますし、ボーナスもある程度見込めます。

しかし、この仕組みには大きな特徴があります。

「収入が急激に増えることはほとんどない」

例えば、営業職で大きな契約を取ったとしても、会社の売上が10倍になったとしても、社員の給料が10倍になることはありません。

私も若い頃、こんな勘違いをしていました。

「仕事をめちゃくちゃ頑張れば、給料もめちゃくちゃ上がるはず」

ところが現実は違いました。

評価面談で上司から言われた言葉はこうです。

「今年は頑張ったね。昇給は3000円です。」

そのとき私は思いました。

「コンビニのアルバイトの時給アップより小さい…」

もちろん会社に不満があるわけではありません。
これは多くの企業で同じです。

日本の会社は基本的に年功型の給与構造です。

  • 若いうちは給料が低い
  • 年齢とともにゆっくり上がる
  • 急激には上がらない

つまり、どれだけ努力しても、収入の増加スピードには構造的な上限があります。

このことが、将来不安の第一の原因になります。

日本の給与構造は「ゆっくり上がって、あまり上がらない」

日本の平均年収は約400万円台と言われています。

もちろん業種や会社によって差はありますが、多くの会社員は次のようなカーブになります。

  • 20代:300万〜400万円
  • 30代:400万〜500万円
  • 40代:500万〜600万円

つまり、20年働いても、年収が2倍になるケースは意外と少ないのです。

私も30代に入った頃、あることに気づきました。

「思ったほど生活レベルが変わっていない」

給料は確かに少しずつ上がっています。
しかし、それ以上に上がっているものがあります。

  • 税金
  • 社会保険
  • 生活費

つまり、手取りは思ったほど増えないのです。

そして、ここからが本当の問題です。

サラリーマンは税金と社会保険で手取りが大きく減る

会社員の給与明細をよく見ると、あることに気づきます。

引かれている項目がやたら多い。

私が初めて給与明細を見たとき、こう思いました。

「これ、誰のお金なんだろう?」

給料の横に並ぶ項目はこんな感じです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険

つまり、給料が振り込まれる前にかなりの金額が自動的に差し引かれる仕組みです。

例えば月収30万円の場合、手取りはだいたい24万円前後になります。

私は初めてこれに気づいたとき、かなり衝撃でした。

「え、6万円どこ行った?」

さらに面白いのは、昇給したときです。

私はある年、給料が2万円上がりました。
「ついに来た!生活が楽になる!」と思いました。

しかし、手取りを見てみると…

「あれ?1万円くらいしか増えてない?」

税金と社会保険は収入に比例して増えるため、昇給しても手取りの増加は意外と小さいのです。

これは多くのサラリーマンが経験する「昇給の錯覚」です。

「頑張れば報われる」が成立しにくくなった理由

昔の日本は、いわゆる高度経済成長の時代がありました。

会社も成長し、給料も上がり、物価も上がる。
しかし給料の上がり方の方が早かった。

つまり、普通に働いていれば、生活はどんどん良くなったのです。

ところが今は状況が変わっています。

  • 給与の伸びは緩やか
  • 税金と社会保険は増加
  • 物価は上昇

つまり、会社員の努力だけでは生活が大きく改善しにくい構造になっています。

私はある日、スーパーで買い物をしていて驚きました。

「え、卵ってこんな値段だったっけ?」

気づけば、あらゆるものが値上がりしています。

給料はゆっくり上がる。
でも生活費は静かに上がり続ける。

この状態が続くと、どうなるでしょうか。

「なんとなく不安」

この感覚が、会社員の多くに共通しています。

実は「不安になるのが普通」だった

私は昔、自分が心配性なのだと思っていました。

「将来のお金のことばかり考えてしまうのは、自分の性格の問題なのかな」

しかし、給与構造や税金の仕組みを調べていくうちに、あることに気づきました。

「これは性格ではなく、仕組みの問題だ」

サラリーマンは

  • 収入はゆっくりしか増えない
  • 税金と社会保険で手取りが減る
  • 生活費は上がる

この条件の中で生活しています。

つまり、不安を感じるのは当然なのです。

むしろ何も考えていない方が、少し危険かもしれません。

だからこそ必要なのが「資産を育てる」という考え方

ここまで読むと、少し暗い話に感じるかもしれません。

しかし、実はここからが大事なポイントです。

収入の構造が変わりにくいなら、どうすればいいのか。

答えはシンプルです。

「給料以外の成長エンジンを作る」

それが資産形成です。

投資というと、難しそうに聞こえるかもしれません。
私も最初は「なんか怖い」と思っていました。

しかし実際にやってみると、派手なことをしなくても、コツコツ資産を育てる方法はたくさんあります。

そして、その方法は特別な才能がなくても再現できます。

この連載では、

  • 普通の会社員が
  • 無理をせず
  • 精神的にもラクに
  • 資産を増やしていく方法

これを一つずつ解説していきます。

次回は、サラリーマンがまず最初に理解しておくべき

「資産形成の最初の一歩」

についてお話ししていきます。

難しい金融知識は必要ありません。
むしろ知らない人の方が、素直に始められるかもしれません。

普通の会社員でもできるお金戦略を、ここから一緒に作っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました