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貯金だけでは老後破綻する?インフレ・年金・将来シミュレーションから見るサラリーマンの資産形成の現実
「老後は2000万円必要」とニュースで聞いたことがある人は多いと思います。
しかし実際のところ、普通のサラリーマンにとって本当に問題なのは「2000万円」という数字ではありません。
本当の問題はもっとシンプルです。
貯金だけでは、お金の価値が減り続ける時代に入ってしまったということです。
昔は「とにかく貯金しておけば安心」と言われていました。
ですが現在は、貯金だけでは老後資金が足りなくなる可能性が極めて高くなっています。
今回は、なぜそのような時代になったのかを
- インフレ(物価上昇)
- 年金制度の現実
- 将来シミュレーション
この3つの視点から、できるだけわかりやすく解説していきます。
さらに私自身の失敗談も交えながら、普通の会社員がどう考えればいいのかをお伝えしていきます。
「貯金が安全」はもう昔の話になっている
私は社会人になったばかりの頃、かなり真面目に貯金していました。
「投資なんて危ない。とりあえず貯金しておけば安心」
そう思っていたのです。
毎月給料日になると、真面目に銀行へ行き、定期預金へお金を移していました。
ところがある日、銀行の窓口で衝撃の事実を知ります。
定期預金の金利が0.01%だったのです。
私は思わず聞き返しました。
「えっと…100万円預けたらいくら増えるんですか?」
銀行員の方は優しく答えてくれました。
「年間で100円くらいですね」
その瞬間、私は心の中でこう思いました。
「ジュース1本分じゃないか」
しかも税金を引かれるとさらに減ります。
その時初めて、「あれ?貯金って本当に安全なのか?」と疑問を持ち始めました。
インフレとは「お金の価値が下がること」
貯金だけでは危険と言われる最大の理由はインフレです。
インフレとは簡単に言うと、物価が上がることです。
もう少し正確に言うと、
お金の価値が下がることです。
例えば、こんな例を考えてみてください。
- 今:ラーメン800円
- 10年後:ラーメン1000円
同じラーメンなのに値段が上がっています。
つまり、
800円の価値が下がったということです。
実際、日本でもすでにこの現象は起きています。
例えば、昔は100円で買えたものが、今では150円になっていることも珍しくありません。
コンビニに行くとよく分かります。
私はある日、コンビニでおにぎりを見て驚きました。
ツナマヨおにぎりが160円だったのです。
「ツナマヨって高級料理だったっけ?」と一瞬考えてしまいました。
これは冗談のようですが、実はかなり重要な話です。
もしインフレ率が年2%続いた場合、
- 10年後 → 約22%物価上昇
- 20年後 → 約49%物価上昇
- 30年後 → 約81%物価上昇
つまり、
100万円の価値は30年後には約55万円相当
になってしまう可能性があるのです。
これが「貯金だけでは危険」と言われる理由です。
年金制度の現実を冷静に見てみる
次に考えたいのが年金です。
「老後は年金があるから大丈夫」
そう思っている人も多いと思います。
もちろん、日本の年金制度は世界的に見てもかなり優秀です。
ですが問題は十分な生活費になるかです。
一般的な会社員夫婦の年金額は、おおよそこのくらいです。
- 夫:厚生年金 約14万円
- 妻:基礎年金 約6万円
合計:約20万円
では老後の生活費はいくらでしょうか。
総務省の統計では、
高齢夫婦の平均生活費は約26万円
と言われています。
つまり、
毎月6万円の赤字
です。
年間にすると
72万円
です。
もし老後が30年続いた場合、
2160万円不足
となります。
これが、いわゆる「老後2000万円問題」です。
しかもこれは現在の物価で計算した場合です。
インフレが続けば、必要額はさらに増えます。
普通の会社員の将来シミュレーション
ここで、かなりリアルなモデルケースを考えてみます。
・月収35万円
・手取り28万円
・住宅ローンあり
・子どもあり
このような家庭は日本にたくさんあります。
仮にこの家庭が、
毎月3万円だけ貯金
していたとします。
30年間続けると
1080万円
です。
一見するとかなり立派に見えます。
ですがインフレを考えると話は変わります。
年2%インフレの場合、
30年後の1080万円の価値は
約600万円程度
になってしまう可能性があります。
つまり、真面目に貯金しても
老後資金としては全然足りない
という現実が見えてきます。
私が初めて資産運用を考えた瞬間
私はこの現実に気づいたとき、かなりショックを受けました。
なぜなら、それまで私は
「節約と貯金こそ正義」
と信じていたからです。
節約して
貯金して
頑張って働けば
老後は安心
そう思っていました。
しかし、計算してみると
頑張っても足りない
という結論になったのです。
私はその時、妻にこう言いました。
「真面目に生きてるのに、ゲームの難易度が高すぎない?」
すると妻は笑いながらこう言いました。
「それはゲームじゃなくて現実だからね」
まさにその通りでした。
だから必要なのは「投資」ではなく「資産運用」
ここで大事なのは、
一発逆転の投資
ではありません。
仮想通貨で億り人
デイトレードで大儲け
こういう話ではないのです。
普通の会社員に必要なのは
お金にも働いてもらう仕組み
です。
つまり
資産運用
です。
資産運用とは簡単に言うと
お金をゆっくり増やす仕組みを作ること
です。
年5%でも増えれば、
30年後の結果は大きく変わります。
貯金だけの場合と比べると、
資産は2〜3倍以上になる可能性
があります。
まとめ:貯金だけの時代は終わった
ここまでの内容をまとめます。
- インフレでお金の価値は下がる
- 年金だけでは生活費が足りない可能性が高い
- 貯金だけでは老後資金が不足する
つまり、
貯金だけの時代は終わった
ということです。
ただし安心してほしいことがあります。
資産運用は
難しいことをする必要はありません。
むしろ、
シンプルな方法ほど成功しやすい
と言われています。
次回の記事では、
普通の会社員でも無理なく始められる資産運用の基本
について解説していきます。
月収20〜50万円の普通の会社員でも、
人生を変える可能性があるお金の戦略です。
難しい話は一切しません。
むしろ
「これならできる」
と思える方法だけを紹介していきます。

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