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株の「怖い」部分
株は元本が保証されません。最悪、自分が投資したお金が全部無駄になってしまう事もあります。株に対する怖さの原因というものは「自分のお金が消えてしまうかもしれない」と言うところにあります。
さらにレバレッジを効かせたりすると余計にお金がかかります。もし自分の資金以上の損をすれば借金になってしまうのです。株で失敗して借金まみれになったという事例はこのことが原因です。
株を怖がらない3つのステップ
1.余裕資金を使う
その為、投資用にするお金は剰余金にするようにしてください。そして最初は自分の資金だけで投資をはじめるようにすると良いです。本来生活に充てるためのお金や、借金返済に必要なお金に手を出してはいけません。
株式投資をする上で大事なことは「いかに冷静でいられるか」です。株価の上昇と下落に一喜一憂していたら精神的に疲れてしまいます。
・株で稼いだお金を今月の生活費にする
・3日後の借金返済のため株で一儲けする
などといった考え方では冷静な判断を下せず、稼げるどころかかえって損をしてしまうこともあります。生活費や借金がかかっていると「生活できなくなる」「借金が返せなくなる」といった怖さに負けてしまうのです。
ですから、もしその投資用資金がゼロ円になってしまっても「残念だったな、でも仕方ない。お金を貯めて今度はやり方を変えてまた挑戦しよう」と思える程度の金額にしてください。
2.株の勉強をして知識をつける
怖さの原因というものは突き詰めれば「わからない」という事に行きつきます。誰しもわからないものは怖いです。
長年の友人に比べれば初対面の人とは「どういう人なのか」「何を話せばいいんだろう」などと探りながら接しますよね。程度は違えどそれと同様の事なのです。
株が何なのかを知ることが出来れば怖さは小さくなります。そしてその怖いことに対して対応策を考えることも出来ます。
3.少額で始めて経験値を積む
失敗は小さいうちにしておいた方が損失は少ないですし精神的にも「これくらいで済んでよかった」と思うことが出来てダメージは少なくすることが出来ます。
もし「ローンの支払いは後回しにして、このボーナスを増やすぞ!」とか「退職金で資産を倍増させよう」と大きな金額をいきなりつぎ込んでしまっては、もし失敗した時に取り返しがつきません。
例えばあなたは今、免許をとったばかりだとします。そしてお金を一生懸命ためて高級車を新車で買ったばかりだとしましょう。初心者がいきなり新車の高級車を運転することになるのです。
ベテランに比べて運転経験はゼロ、教習所の車と買ったばかりの高級車では外観も中身も違います。
果たして楽しんで運転できるでしょうか。怖いですよね。もしぶつけたりこすったりしたら、せっかく頑張って苦労して買うことが出来た車です。ショックは大きいです。
それなら安い中古車で練習して初心者レベルから脱することが出来てから高級車を運転した方が精神衛生上良いですよね。それと同じです。
まとめ
株の怖さは元本が保証されていない事・場合によっては借金を背負ってしまう事
株は余裕資金で始める
勉強して株式投資に対する知識をつける
少額で始めて経験を積む