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空売りとは
空売りとは所有していない株式を借りて売ることです。 やり方は株価の下落が予測できたときに空売りをし、実際に株価が下落したら買い戻して返します。高いときに売った金額と、下落後に買い戻した金額の差額が利益になります。
逆に所有している株式を売ることを「現物の売り」といいます。実際に持っている現物を売るからですね。
空売りでチャンスもリスクも2倍
空売りをすることにより、株価上昇だけでなく下落でも利益を得られる機会を得ることが出来ます。上げのみだったのが下げもということはチャンスは2倍です。しかし裏を返せば下げでも利益を得られるチャンスを得たということは、リスクも2倍になるということになります。
上げでの過ちは、下げでも同じ過ちをしてしまう確率が高いです。上がると思って買ったら下がるという失敗をしていると、下がると思って空売りをしたら上がるという失敗もしやすいかと思います。
まぁ私の事ですがね。
チャートには対になっているものが多くあります。ダブルボトムとダブルトップ、上放れと下放れといった具合です。
ダブルボトム見逃して上昇の利益を逃す私は、ダブルトップで下落のタイミングを見逃して変なタイミングで空売りをしてしまい、利益を逃しました。上がると思って買ったら下がって損失を出したら、今度は下がると思って空売りをしたら上がって損失を出すということをしております。
もちろん上げも下げもまったく同じような、鏡に映したかのような逆の動きをするわけではないです。上げ独特の動きや下げ独特の動きもありますのでね、多分。まぁさらに言えば株価が過去と同じ動きなんて2回もしませんもんね。
ですからより一層慎重にタイミングを見極めないといけませんし、なにより上げでも下げでも中途半端な判断と行動をすると得るものは損失ばかりになります。この分析なら得意だ!この場面なら自信もって仕掛けられるぞ!っていうのが1つあればその逆パターンを空売りでやってみるといいんでしょうね。そうでしょう?昔の私よ。あ、今もか。
まとめ
- 空売りとは所有していない株式を借りて売り、あとで買い戻して返すこと
- 空売りが出来るようになることで下落時も利益を上げるチャンスが得られる
- 上げでも下げでも利益を得られるかもしれないが、損失の可能性も同じく増える
チャンスが2倍になることには変わりないですから、そのチャンスを活かせるようにすることが大切ですね。
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