株の相場のジリ高とは?意味と反対語も

目次

ジリ高とは

相場のジリ高とは、株価が徐々に上昇していく事を言います。「じりだか」と読みます。意味は少しずつ株価が上がっていく事です。じりじりと上がっていくというイメージすると覚えやすいですね。

反対語は「ジリ安」で「じりやす」と読みます。意味も逆で徐々に下落していく事を言います。ジリ安は「ジリ貧」ともいわれます。ジリ貧の方が世の中的にはなじみがあるかもしれませんね。

一攫千金ではなくコツコツ

まだまだ投資を始めたばかりのころ、動きの激しい銘柄ばかりを狙っていました。動きが激しければそれだけチャンスも多いと考えていたからです。いろんな銘柄を見ていました。

好材料が発表されてポーンと上がっている銘柄、出来高が多くて活発な銘柄、悪材料出尽くしで上がるかもしれないとみられている銘柄・・・市場には様々な銘柄であふれています。

そんな中、ローソク足の長さは微々たるものですが少しずつ、角度も低いですが着実にチビチビと右肩上がりに上昇している銘柄がありました。

・・・地味だな。やめておこう。

短時間でとっとと利益を出したいと思っていた私、もっと言えば一攫千金を狙ってこそ取引だろうという偏見で投資をし始めていた私はその銘柄に見向きもしませんでした。

そんな考え方がそもそも甘いということはほかの記事の失敗談でいっぱい書かれていますのでここでは改めて書きません。書いたら本題に入れなくなりますし・・・。

活発な銘柄や私の知識や経験の不足からコテンパンにやられて損失を出していきました。活発な銘柄も短期間で上がったり下がったりまた上がったり横ばったりと忙しい動きをしています。

そんな中で消耗し、へとへとに疲れ切った私はふとチビチビと上がっている銘柄を思い出したのです。せっかくだからチャートを確認しました。

すると、最初に見た時と変わらず少しずつしっかりと上がっているのです。上げ幅が小さくなったり途中少し下がったりもしていますが微々たるものです。最初に見た時とは5パーセントくらいは上がっていました。

他の銘柄でコテンパンにされている時にもこの銘柄は着実に上げていたのです。

もったいない・・・ほかの銘柄でギャーギャー騒いでいるんじゃなくて最初からコツコツと上がるこの銘柄を買っていれば、精神的に削られることもなく利益も出せていたのかもしれません。

その銘柄がその時だけジリ高だったのかわかりませんが、やはりコツコツとは大事なんだと感じました。

まとめ

  • ジリ高とは、株価が徐々に上昇していく事
  • ジリ安とは、株価が徐々に下落していく事
  • 少しずつの動きなので地味だが塵も積もれば山となるで長期的目線で利益を見据える

※投資のやり方やルールは法改正やルール改定等により変わる事があります。実際に取引を行う際は証券会社からの情報に常に注意して最新の情報を得てください。

もし当サイトで間違った情報があった場合、お手数ですがお問い合わせからその旨をお知らせください。よろしくお願い致します。

投資は自己責任で行ってください。

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