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はらみ線とは
はらみ線とは、前日のローソク足の範囲内で当日のローソク足がおさまっている状態です。前の日のローソク足が当日のローソク足を孕んでいるかのようにみえるため「はらみ線」と呼ばれています。
何が起きているかというと、前日に大きな株価の動きがあったことと、当日は前日に比べて株価の動きが小さかったということです。大きな動きがあったからローソク足は長く、動きが小さいからローソク足は短くなっているということです。長いと短いというのは前日と当日のローソク足を比較したときの事であり、チャートを見まわして目立つような長さを指すものではありません。
それが何を意味するかというと、場面の転換の前触れです。売りまたは買いが出し切った状態になったため、動きが小さくなったということです。
例えば、株価が上昇し続けている時に前日の陽線が当日の陰線をはらんだ状態になったとき、上昇の動きが小さくなったことを表し、今後は下落していくのではないかと予想できます。
逆もしかりです。下落し続けている時に前日の陰線を当日の陽線が孕んだ状態になったときは株価の下落が小さくなり上昇に向かうのではないかと予想できます。
知らないと転換の場面に乗り遅れる!?
知らないとわかりませんわなこの組み合わせは。知らなければ私は「あぁ横ばいなんですかね」としか思えずスルーします。というか気づいてもいなかったでしょうな。「なんか小さい陽線出てるなぁ。なんだろうなぁ。まぁいいや。」で済ませていたんだと思います。
と、思ったら転換のサインですからね。知らないと出遅れますね。知っている人ははらみ線が出た段階で仕込むはずですし、相場が転換したら我も我もと参加してくる人もいます。これまでとは逆の方向で大きく動き始めます。
そのときにチャートを見ていたにもかかわらずいいタイミングで入り込めず、利益を逃してしまうのはもったいないです。まーつまりが私ですわい。実にもったいない。
とはいえ、はらみ線が出たら必ず転換するかといえばそういうわけでもないです。ですのではらみ線に見えるけど本当にそうなのか、ただ単に当日の動きが小さいだけで明日以降また同じ勢いに戻るんじゃないかというところもチャート全体の動きやほかの目印となるような指標を参考にしながら確認しないといけません。
まとめ
- はらみ線とは、前日のローソク足の範囲内で当日のローソク足がおさまっている状態
- はらみ線の出現により相場の売り買いの転換の前触れが予想できる
- 知らずにスルーすると利益が少なくなるかもしれない
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