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ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロスとは、下にある短期の移動平均線が上にある長期の移動平均線を交差してまたぎ、上に出る現象のことです。この現象が起こると相場が上昇傾向になることが見込まれます。
デッドクロスとは、ゴールデンクロスの逆で上にある短期の移動平均線が下にある長期の移動平均線を交差してまたぎ、下になる現象のことです。この現象が起こると相場が下降傾向になることが見込まれます。
判断は難しい
ゴールデンクロスになりそうな場面、ゴールデンクロスになった直後の場面を見ると「やった!この株上がるんじゃないか!?」とお宝を見つけた気分になります。これが起きたということはもう買えば儲かるでしょうと考えてしまうからです。
しかし私は失敗しました。
原因は、その銘柄があまりにも急激に上昇したためです。ローソク足がものすごく長かったのです。しかし私は移動平均線しか目に入っておらずローソク足は気にしていませんでした。
短期でギューンと上昇したため短期の移動平均線も急角度で上がり、長期の移動平均線の上に出たのはいいですが、その時には区切りのいい価格の節目にすでに出くわしておりました。
そのタイミングで私は株を買ってしまったのです。ゴールデンクロスは起きたものの、株価はすでに高止まりの状況です。上がる見込みはあまりありません。上がっているのは自分のテンションだけです。
おっかしいなぁと思いながら様子を見ていても株価は横ばいで、利益確定の売りも出ているためむしろ下がっても来ています。どうやらその日の朝にこの銘柄のプラス材料の報道があり「上がる」と踏んだ投資家の皆さんがガンガン買っていたようです。それで株価が上がった後に私がノコノコあらわれたということでした。
ガクンと株価が下がったわけではないので損失はそこまでないですが、ワクワクしていただけにむなしさが残りました。どうしても感情が出てきてしまいますね。。
ですので教訓としては、ゴールデンクロスが起きたからといって一概に株価が上がるわけではないということです。ほかの現象は起きていないかどうか、複数の視点で分析をする必要があるということがわかりました。
まとめ
- ゴールデンクロスとは、下にある短期の移動平均線が上にある長期の移動平均線を交差してまたぎ上に出る現象、上昇傾向になることが見込める
- デッドクロスとは、上にある短期の移動平均線が下にある長期の移動平均線を交差してまたぎ下になる現象、下降傾向になることが見込まれる
- ゴールデンクロスだけを見るのではなく、複数の視点から分析をしないといけない