目次
【初心者向け】投資信託の流動性リスクとは?知らないと損する仕組みと安全に始めるコツ
「投資信託ってなんとなく良さそうだけど、難しそうで手が出ない…」
そんなふうに感じていませんか?
私自身も、まさに同じ状況でした。会社員として毎日働きながら、「将来のために何かしなきゃ」と思いつつ、結局何もできていない状態が何年も続いていました。
その理由の一つが、「リスクがよくわからない」という不安でした。
特に今回テーマにする「流動性リスク」は、初心者が見落としがちな重要ポイントです。
この記事では、投資信託における流動性リスクについて、初心者でも理解できるようにわかりやすく解説します。
- 流動性リスクとは何か
- 実際にどんな場面で起こるのか
- どうすれば回避・軽減できるのか
さらに、私自身の失敗談も交えながら、「なぜ知っておくべきか」をリアルにお伝えします。
この記事を読み終える頃には、「怖いからやらない」ではなく、「理解した上で一歩踏み出す」状態になっているはずです。
流動性リスクとは?初心者向けにやさしく解説
まずは結論からお伝えします。
流動性リスクとは、「売りたいときにすぐ売れない、または不利な価格でしか売れないリスク」のことです。
投資信託は基本的にいつでも売れるイメージがありますよね。
しかし、実際には以下のようなケースがあります。
- 市場が混乱していて売買が成立しにくい
- 保有している資産がすぐ現金化できない
- 大量の解約が発生している
こうした状況では、
- 解約に時間がかかる
- 基準価額が大きく下がる
といったことが起こります。
つまり、「思った通りにお金を引き出せない可能性がある」ということです。
なぜ投資信託に流動性リスクがあるのか
「投資信託ってプロが運用してるんでしょ?なんでそんなことが起きるの?」
昔の私はこう思っていました。
ですが、仕組みを知ると納得できます。
投資信託は、以下のような資産で運用されています。
- 株式
- 債券
- 不動産(REIT)
- 新興国資産
これらの資産は、それぞれ「売りやすさ」が違います。
例えば、
- 日本の大型株 → すぐ売れる(流動性が高い)
- 新興国の債券 → 売りにくい(流動性が低い)
という特徴があります。
投資信託の中身が「売りにくい資産」だと、解約が集中したときに現金化が追いつかず、結果として投資家に影響が出るのです。
【体験談】私が流動性リスクを実感した出来事
ここで、私自身の体験談をお話しします。
数年前、私は「ちょっと利回りが良さそう」という理由だけで、新興国系の投資信託を購入しました。
正直に言うと、内容はほとんど理解していませんでした。
「なんか増えそうだし、まあいいか」くらいの軽い気持ちです。
最初は順調でした。基準価額もじわじわ上がり、「投資って簡単じゃん」と調子に乗っていました。
しかしある日、ニュースで新興国の経済不安が報じられました。
それをきっかけに、基準価額が急落。
私は慌てて売ろうとしました。
ところが、ここで問題が起きます。
思ったよりも価格が下がった状態でしか売れなかったのです。
理由はシンプルで、
- 同じように売りたい人が増えた
- 資産がすぐ売れない
つまり、流動性が低い状態になっていたのです。
結果として、「もう少し早く売ればよかった」と後悔することになりました。
この経験から、「リスクは価格変動だけじゃない」と痛感しました。
流動性リスクが高い投資信託の特徴
では、どんな投資信託に注意すべきなのでしょうか?
以下の特徴があるものは、流動性リスクが高い傾向があります。
① 新興国に投資している
市場が未成熟なため、売買が活発でないことがあります。
② 不動産(REIT)中心
不動産はすぐに売却できるものではありません。
③ ハイイールド債(高利回り債)
信用リスクが高く、市場が不安定になりやすいです。
④ 特定テーマ型(ニッチな分野)
買い手が限られるため、流動性が低くなる可能性があります。
「利回りが高い=リスクが高い」という基本も、ここに関係しています。
流動性リスクを避けるための3つの対策
怖い話ばかりしてきましたが、対策はシンプルです。
① 分散投資をする
1つの商品に集中せず、複数に分けることでリスクを分散できます。
私も今では、
- 国内株式
- 先進国株式
- 債券
などに分けて運用しています。
② メジャーな投資信託を選ぶ
純資産額が大きく、取引が活発なファンドは流動性が高い傾向があります。
初心者はまず「王道商品」から始めるのがおすすめです。
③ 長期投資を前提にする
短期で売買しようとすると、流動性リスクの影響を受けやすくなります。
長期でコツコツ積み立てることで、一時的な影響を受けにくくなります。
「リスクが怖いからやらない」はもったいない理由
ここまで読んで、「やっぱり怖いな」と感じた方もいるかもしれません。
ですが、ここで一つお伝えしたいことがあります。
リスクを知らないままやらないことも、実はリスクです。
銀行預金だけでは、
- インフレでお金の価値が下がる
- 資産が増えない
という現実があります。
私も以前は「損したくない」と思って何もしていませんでした。
しかし結果的には、「何もしないことで損をしていた」と気づきました。
まとめ|流動性リスクを理解すれば一歩踏み出せる
最後にポイントをまとめます。
- 流動性リスク=すぐ売れない・不利な価格で売る可能性
- 新興国や不動産などは特に注意
- 分散・長期・王道商品で対策できる
投資信託は、決して「怖いもの」ではありません。
正しく理解すれば、むしろ忙しいサラリーマンに最適な資産形成の手段です。
私も最初の一歩はとても怖かったですが、少額から始めたことで世界が変わりました。
もし今、「興味はあるけど不安」という状態なら、
まずは月1000円でもいいので始めてみる
それだけで十分です。
知識は、実際にやりながらの方が圧倒的に身につきます。
あなたの未来のお金の不安が、少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

コメント