株式投資を始めたばかりの頃、誰もが少なからず経験するのが「チャートパターンの誤判断」です。中でもマイクロ逆三尊は、小さすぎる形に惑わされて損失を招きやすい代表的なパターンです。今回は私自身の失敗談を交えながら、どうすれば同じ間違いを防げるのかを詳しく解説します。
目次
マイクロ逆三尊とは?小さな形に惑わされる罠
逆三尊(逆ヘッドアンドショルダー)は、底値圏で形成されることが多く、ネックラインを抜けると上昇のサインとされます。しかし、マイクロ逆三尊はその小規模バージョンで、値動きが極端に小さく、チャート上で見ても「これが本物か?」と判断が非常に難しい形です。初心者はこの小さな形を過大評価してしまい、フライングで買いに走りやすいのです。
私が犯したマイクロ逆三尊の失敗体験
私の失敗は、まさにこの「小さすぎる逆三尊」に騙されたことから始まりました。ある銘柄の1時間足チャートに、三つの底っぽい形が見えたため、「これは間違いなく反発するはず」と思い込みました。
欲張りな私は、ネックラインの確認もほとんどせずに買い注文を入れました。ところが、翌日株価は横ばいのまま下落。小さな形だったために、反発力は弱く、含み損だけが膨らむ結果となりました。
さらに悪いことに、焦ってナンピンを繰り返し、最終的には購入価格よりも10%以上下落したところで損切りする羽目になりました。この時、チャートパターンの「スケール感」を無視していた自分の判断の甘さを痛感しました。
失敗から学んだ3つの教訓
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形の大きさと信頼度は比例する
小さなマイクロ逆三尊は、騙しパターンになりやすい。ある程度の値幅と期間がないと、信頼できる反発のサインとは言えません。 -
ネックラインの確認は必須
ネックラインを抜けた確実なタイミングでエントリーすることが重要。フライング買いは損失のもとです。 -
資金管理と損切りを優先
予測が外れたときの損失を最小限に抑えるルールを事前に設定しておくこと。焦ってナンピンすると、損失が雪だるま式に膨らみます。
同じ失敗を繰り返さないための対策
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チャートの時間軸を意識する
マイクロ逆三尊は短期足に現れやすいですが、日足や週足での確認も必ず行うことで、騙しの可能性を減らせます。 -
値幅と期間を基準に見極める
小さな逆三尊は反発力が弱いため、エントリーは控える。ある程度の値幅と形成期間があるものだけを信頼する。 -
必ずネックライン抜けを待つ
フライングで飛び乗らず、ブレイクを確認してからエントリーする。 -
損切りルールを明確に
設定した損切りラインを守ることで、予想外の下落にも冷静に対応できる。
まとめ:マイクロ逆三尊は慎重に見極める
株初心者にとって、マイクロ逆三尊は魅力的に見える反面、最も落とし穴の多いパターンです。私自身の失敗経験から言えるのは、「小さい形ほど慎重に」「ネックラインを確認」「損切りルールを守る」ことが鉄則だということです。
チャートパターンの正確な判断力は経験でしか身につきません。しかし、失敗談から学ぶことで、損失を最小限に抑え、安全な投資行動に繋げることができます。次にマイクロ逆三尊を見かけたときは、焦らず慎重に判断することを心がけましょう。

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