株の青天井(青空天井)とはどんな意味?

目次

青天井とは

株の青天井とは、株価がどこまでも上がっていく状態の事をいいます。青空天井とも言い、天井が青い空で、つまり際限がないことを表します。天井と名前がついていますが天井が無いという意味です。

高値圏の株価を「天井」と言い、最高値を「大天井」と言いますが、それすら超えてどこで上昇が止まるのかわからない相場の状況を指します。

いつ天井かわからない恐怖

株価が絶好調に上がっている銘柄がありました。毎日毎日着実に、踊り場はありますが上昇を続けていました。

これはいい、さっそく波に乗ろうと何も知らなかった頃の自分は思うことかと思います。しかし、中途半端に知識をつけた私は何とも言えない不安に駆られました。

「もうそろそろ上昇傾向も終わるんじゃないか?結構な期間上げ続けたし、節目にも到達しそうだな。」

という思いがあり、買いをためらいました。おお、我ながら成長してるんじゃないかぁ?

ということで買わずに様子を見ることにしました。下げ始めたら空売りできるかもしれませんからね。機会をうかがうという意味でもチャートを確認し続けました。

上がり続けております。節目を悠々と超え、上げ続けております。とうとう前の高値圏に届きそうな勢いです。

「節目無視かい。まぁでも前の高値に行きそうだしな、そろそろ天井でしょうに。」

と考え、買いはしないことにしました。なんかこう、節目前に買っておけばよかったなぁと寂しい思いをしながらではありますが。

さて高値圏到達です。どうなったかといいますと、多少もみ合いましたが超えていきました。超えたら超えたでもう絶好調に上がっていきました。

「なんだよもう!そんなことなら最初に買っておくんだった!」と後悔しますが後の祭りです。上がりゆくチャートを眺めて右往左往していただけでしたから仕方ありません。

「えぇ・・・じゃ、今から買おうかな」と考える自分と「もうわからん、どこが天井かわからないのに買ったとたんに天井打って横ばいや下落に転じてもさらに悲しくなるだけだ」と思う自分がせめぎあい始めました。

結論としては、わからないのであれは買わないということにしました。もっと深く分析して見通しがたてられれば買ってもいいのかもしれませんがそうではないので止めました。

株価上昇は利益を出す素晴らしい機会ですが青天井は青天井でいつババを引くことになるかという不安がありますね。

まとめ

  • 青天井とは、株価がどこまでも上がっていく状態の事で、青空天井とも言う
  • 高値圏の株価を「天井」と言い、最高値を「大天井」と言いますが、それすら超えてどこで上昇が止まるのかわからない相場の状況

※投資のやり方やルールは法改正やルール改定等により変わる事があります。実際に取引を行う際は証券会社からの情報に常に注意して最新の情報を得てください。

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投資は自己責任で行ってください。

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