上値抵抗線の読み方と意味、上値抵抗線の引き方

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上値抵抗線とは

上値抵抗線とは、株価の上値付近の価格帯のことです。読みは「うわねていこうせん」です。上値抵抗線の引き方は、過去の高値と高値を結び、これを上値抵抗線と認識します。意味としては上値抵抗線に近づくと売りが優勢になり、株価がその線付近で留まってくるといわれています。

しかし、留まっていた株価が上値抵抗線を突破すると再び上昇傾向になるともいわれています。そうなるといままで上値抵抗線だった線が下値支持線となり、下落した際にその線付近で下落が留まってくるといわれています。

さらに、移動平均線などが上値抵抗線としてされる事もあります。

上値抵抗線はレジスタンスラインとも呼ばれ、下値支持線はサポートラインとも呼ばれます。

上値抵抗線はいろいろ候補がある

上昇していた銘柄の株を買い、株価を観察していた時です。上値抵抗線なるものを引いておきました。過去半年の上昇と下降を分析し、かつてどのあたりで天井となり下降に転じたのかを把握しておいたのです。

株価は私が買ったのにも関わらず順調に上昇を続け、いよいよ上値抵抗線あたりまでやってきました。ここでどうなるかの見極めが大事です。

珍しくちゃんと利益が出ましたので、深追いすると痛い目を見ると考え、売りました。この時点では満足です。ようやく自分の取引が成功したと感慨深かったです。

しかしです。株価は多少押し目状態になりましたが、特に上値抵抗線でもみあいになることなくすんなりと上昇を再開しました。

「え?」と思っていると株価はどんどん上がっていき、株を持ち続けていればかなりの利益になるはずの株価になっていったのです。まぁ一応利益は出てますけども、機会損失ですかねこれは。

「なんでだよぉ!」と思いながらふと過去の株価を調べてみると、1年前にはもっと高い株価で高値を何度もつけていました。まさかそこに向かっているのか・・・。上値抵抗線の引き方をどうやら間違えたようでした。

もしかしたら、上値抵抗線になりうる候補を何本か挙げておき、その線付近になったら注視して上値抵抗線なのかどうかも含めてチェックする必要があるのかもしれません。

まとめ

  • 上値抵抗線とは、株価の上値付近の価格帯のことで、上値抵抗線に近づくと売りが優勢になり、株価がその線付近で留まってくるといわれている
  • 「これが上値抵抗線だ」と断言はしにくい、分析する中で上値抵抗線の候補を挙げておくといいかもしれない

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