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はじめに:大陽線を見ると「乗り遅れたくない病」が発動する
株を始めたばかりの頃、チャートに突然現れる大陽線を見ると、胸がドキッとして「これは来た!」と興奮した経験はありませんか?
私はまさにその典型で、大陽線を見た瞬間に「今入らないと一生後悔する」と勝手に思い込み、反射的にエントリーしてしまうことが何度もありました。
しかし、大陽線=買いサインではありません。むしろ初心者が最も“やってはいけない買い方”のひとつです。
この記事では、私が“大陽線追い”で失敗したリアルな体験談を交えつつ、
なぜ大陽線を追うと危険なのか、どうすればこの失敗を防げるのかを詳しく解説します。
【体験談】大陽線を見て飛び乗ったら、翌日に全戻しで大損
ある銘柄で、大きなニュースと共に寄り付きから強烈な買いが入り、チャートには久しぶりの長い大陽線が出ていました。
「これは本格上昇の始まりだ!」
「いま乗ればまだまだ伸びる!」
完全にテンションが上がり、気づいたら高値圏で成行買いをしていました。
その日は含み益が一瞬出たものの、引けに近づくにつれ上値が重くなり、
翌日になると…まさかの全戻し。
私は慌てて損切りしましたが、結果は−6%のダメージ。
「大陽線の翌日は利益確定売りが出やすい」という当たり前のことに気づけなかったのです。
振り返れば、大陽線の本体よりも、
その位置が高値圏だったこと、出来高だけが先行していたことに全く気づいていませんでした。
大陽線追いが危険な理由3つ
① 高値掴みになりやすい
大陽線はすでに多くの投資家が買いを入れた結果なので、
動いた後の「後追い」になりやすいのが最大のリスクです。
特に初心者が反応して飛び乗るのは、
プロ投資家の利確ポイントであることが多いです。
② 大陽線の翌日は調整しやすい
大陽線が出た後は、以下の売りが重なりやすくなります。
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デイトレ勢の利確
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早く入った層の売り
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高値警戒の手仕舞い
そのため続伸しない大陽線は非常に多いのです。
③ 大陽線は“結果”であって“予兆”ではない
初心者ほど、大陽線を「勢いの証拠」と勘違いしがちですが、
実際は勢いが出た後の形にすぎません。
プロは勢いが出る前のポイントを狙うので、
大陽線の本体を見てから入るのは遅すぎるのです。
私が失敗から学んだこと:買うべきは「大陽線そのもの」ではなく「背景」
大陽線自体は悪ではありません。むしろ上昇の途中で何度も出るものです。
問題なのは、大陽線の**“位置”と“背景”を無視すること**。
私の失敗から痛感したポイントは以下です。
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大陽線が出た位置が高値圏か、サポート上か
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出来高が伴っているか
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直前の値動きに明確な根拠があるか
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抜けたのが大事なラインなのか、ただの勢いなのか
つまり、大陽線はそれ単体で判断するものではなく、
**「チャート全体の流れの中でどんな意味を持つのか」**が最重要だと学びました。
大陽線追いを二度としないための具体的対策3つ
◆ 対策1:大陽線は“買い”ではなく“観察”の合図と捉える
私が一番効果を感じたのは、
「大陽線が出たら一旦5分間は絶対に買わない」というルールを作ったこと。
大陽線は興奮を誘う形なので、
時間を置くだけで冷静さが戻ります。
◆ 対策2:ラインを抜いた“後戻し”を確認してエントリー
大陽線でブレイクしたように見えても、
戻りを付けずに上がり続けることの方が珍しいです。
そこで私は次のように変更しました。
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大陽線を見たらすぐ買わない
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抜けたラインに戻ってくるかを確認する
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反発したらエントリーする
これにより天井掴みの確率が劇的に減りました。
◆ 対策3:大陽線追いが起きたら、必ず「記録」する
興奮買いは、メンタル面の癖です。
そこで私は取引ノートに以下を書き残しました。
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なぜ飛び乗ってしまったのか
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どんなチャートだったのか
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感情はどう動いたか
これを続けると、
自分が飛び乗るパターンがはっきり見えてきます。
まとめ:大陽線は“スタートではなく終点”であることが多い
株初心者が大陽線を見ると、「これから上がるサイン」と勘違いしがちですが、
実際は上昇の一つの区切りであることが多いです。
だからこそ、
飛び乗り=高値掴みの危険性が非常に高い。
私自身、何度も大陽線追いで痛い目を見て、
ようやく「勢いではなく根拠で買う」という当たり前のことに気づきました。
最後に
もしあなたが今、大陽線を見ると感情が動いてしまうなら、
それは成長のチャンスです。
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「興奮していると買わない」
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「大陽線の後の戻りを待つ」
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「チャート全体の文脈を見る」
この3つを徹底するだけで、
大陽線追いによる損失はほぼ回避できます。
ぜひあなたの投資に役立ててください。
次こそは、大陽線に飛び乗る側ではなく、
大陽線を“作る側のポジション”で利益を取りましょう。

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