信用取引とは?メリット・デメリット

株専門用語

目次

信用取引のメリット

資金以上の金額で取引できる

自分が持っている資金以上の金額で売買が出来るようになります。少額の資金しかない場合、資金を担保に証券会社からお金を借りて売買をすることが出来ます。

空売りが出来る

空売りとは証券会社から株を借り、高い価格でその株を売却して株価が下がったら買戻して証券会社に返す方法です。

その為、値上がりだけでなく株価の値下がりでも利益を上げることが出来ます。それが出来るようになるという事は、利益をあげる方法が2つに増えるという事です。

同一銘柄で一日何度も取引できる

デイトレードをする際に、現物口座では1銘柄につき1回しか売買できません。しかし信用口座をつくることによって同一銘柄で何度も取引を行うことが出来るようになるのです。

信用取引のデメリット

メリットばかりではありません。一つ注意しなければならない大きなリスクがあります。

借金のリスクがある

損失が大きい場合、資金がなくなるどころか借金を背負う事になります。資金を担保にお金を借りているわけです。その為、資金以上の金額で損失が出てしまった場合にそれは借金になってしまいます。

少額でも大きく利益を上げることが出来ますが、逆に大きな損失を被ることがあるのです。

対策:1倍で取引する

資金以上の金額で取引をしないようにすれば借金におびえることは無くなります。

ただこれは金利または手数料等の金額は含みません。証券会社からお金を借りるわけですから金利も発生しますしもちろん手数料もかかります。

現物と全く同じになるわけではないのでそこは証券会社のヘルプ等をご覧ください。「気づいたら金利や手数料で資金が減っていた」なんてことにならないよう気を付けて下さい。

信用取引の口座をつくる

証券会社に信用取引口座の申請を行ってください。その際、申請の資格等が必要ですので申請する際は証券会社のホームページ等で確認してください。

もし現物の口座をつくって日が浅かったり、まだ投資の経験がない場合は信用取引口座をつくることが出来ない場合があります。

そんな時はまずは現物取引に慣れ、株式投資の経験値を上げる事に注力しましょう。

取引の方法が違う

現物と信用では取引が若干違いがあります。まずは信用取引でのやり方を証券会社のウェブサイトやヘルプ等の説明をよく読み、信用取引の方法をマスターするようにしてください。

まとめ

  • 信用取引のメリット
    1.資金以上の金額で取引できる
    2.空売りが出来る
    3.同一銘柄で一日何度も取引できる
  • 信用取引のデメリット
    1.借金のリスクがある
    2.対策:1倍で取引する

いかがでしたか?信用口座をつくったらうまく使いこなし、利益を上げられるようになりたいですね!

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