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【初心者必見】急落後の三角保ち合いは反発サインじゃない?逆張りして撃沈した私の失敗談と学び
株式投資を始めたばかりの頃、私は何度も「これはいけるはずだ」と思い込んでは痛い目にあってきました。中でも、今振り返っても苦笑いしてしまうほど典型的な失敗が、急落後の三角保ち合いを反発と勘違いして逆張りしてしまったことです。
この記事では、株式投資初心者が陥りやすい失敗の一つとして「急落後の三角保ち合い」にフォーカスし、私自身の体験談を交えながら、何を間違え、何を学び、どうすれば同じ失敗を繰り返さずに済むのかを詳しくお話しします。
株式投資初心者が勘違いしやすい「急落後の三角保ち合い」とは
株価が大きく下落したあと、値動きが徐々に小さくなり、安値と高値が切り上がったり切り下がったりしながら、三角形のような形を作ることがあります。これがいわゆる三角保ち合いです。
初心者の頃の私は、この形を見ると「売りが一巡して、そろそろ反発するのでは?」と都合よく考えていました。特に急落後だと、「ここからさらに下がることはないだろう」という心理が強く働きます。
しかし、今ならはっきり言えます。急落後の三角保ち合いは、反発の準備ではなく、次の下落に向けたエネルギー溜めであることが多いのです。
【体験談】急落後の三角保ち合いを反発と信じて逆張りした日の話
あれは私が株を始めてまだ半年ほどの頃でした。SNSや掲示板を見ながら、毎日チャートとにらめっこをしていた時期です。
ある銘柄が、決算をきっかけに一気に20%以上も急落しました。出来高も増え、「これはさすがに売られすぎだろう」と私は感じました。
その後、数日間にわたって株価は小さく上下しながら、きれいな三角形のような形を作り始めました。私はチャートを見て、心の中でこう思いました。
「急落 → 保ち合い → 反発。これは教科書どおりじゃないか」
今思えば、完全に自分に都合のいい解釈でした。
私は「ここが底だ」と決めつけ、下がったところで買い向かいました。いわゆる逆張りです。「もし少し下がっても、三角保ち合いの上抜けで一気に戻すはずだ」と、根拠の薄い自信までありました。
現実は甘くなかった|三角保ち合い下抜けで含み損地獄へ
ところが現実は、私の期待とは正反対でした。
数日後、株価は三角保ち合いの下限をあっさり割り込みました。しかも、出来高を伴っての下抜けです。
「え? ここで下がるの?」
そう思ったときには、すでに含み損が広がっていました。しかし私はすぐに損切りできませんでした。
「一時的な下抜けだろう」
「ここまで下がったんだから、さすがに戻るはずだ」
そうやって自分に言い聞かせ、結局ズルズルと持ち続けてしまったのです。
結果として、株価はさらに下落。最終的には、最初に買った価格から30%以上下がったところで、耐えきれずに損切りしました。
その日の夜、私はチャートを見ながら本気で落ち込みました。「なぜ、あんなに自信満々で買ってしまったんだろう」と。
この失敗から学んだこと①「形」だけで判断してはいけない
この失敗から、私が最初に学んだのは、チャートの形だけを見て判断する危険性です。
三角保ち合いという形自体は、中立的なものです。上に抜けることもあれば、下に抜けることもあります。特に、急落後の場合は「戻り売り」を狙っている人が多く、下に抜けやすい状況でした。
当時の私は、「三角保ち合い=反発しやすい」という、どこかで聞きかじった知識を鵜呑みにしていました。
しかし実際には、その前のトレンド(この場合は強い下落)を無視してはいけなかったのです。
この失敗から学んだこと② 急落後は「買いたい心理」が暴走しやすい
もう一つ大きな学びは、急落後ほど自分の心理が歪みやすいということです。
大きく下がった株を見ると、人は自然と「安くなった」「お得だ」と感じてしまいます。私もまさにそうでした。
しかし、株価が安く見えることと、本当に安いかどうかは全く別問題です。
「ここまで下がったから、もう下がらない」
この思い込みが、冷静な判断を完全に奪っていました。
同じ間違いを繰り返さないために私が決めたルール
この経験以降、私は急落後の銘柄に対して、いくつかのルールを自分に課すようになりました。
① 急落直後の逆張りは原則しない
どれだけ魅力的に見えても、急落直後の逆張りはしないと決めました。最低でも、明確な上昇トレンドが確認できるまでは手を出しません。
② 三角保ち合いは「どちらに抜けるか」を見る
三角保ち合いを見ても、「反発しそう」とは考えません。上に抜けてから考える、これを徹底しています。
③ エントリー前に「最悪のシナリオ」を想定する
買う前に、「もし下に抜けたら、どこで損切りするか」を必ず決めます。これを決められないトレードは、最初からやらないようにしました。
初心者の方へ伝えたいこと|急落後の三角保ち合いは罠になりやすい
急落後の三角保ち合いは、初心者にとって非常に魅力的に見えます。「底打ち」「反発」という言葉が頭をよぎり、つい逆張りしたくなります。
しかし、私自身の経験から言えるのは、そこには罠が潜んでいることが多いということです。
大きな損失を出した経験はつらいものですが、同時に貴重な学びでもありました。この失敗がなければ、私は今も同じことを繰り返していたかもしれません。
この記事が、これから株式投資を続けていくあなたの失敗を一つでも減らすきっかけになれば幸いです。
焦らず、思い込みに流されず、相場と向き合っていきましょう。

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