株式投資を始めたばかりの頃、誰もが一度は経験するのが「ダマし」による誤判断です。しかし、もっと怖いのは「ダマしだと思って反対売買をしてしまい、本物のブレイクを逃すこと」です。今回は、私自身の失敗体験を交えながら、ダマしと本ブレイクの見極め方、失敗から学んだ教訓、そして同じ過ちを繰り返さないための方法を解説します。
目次
ダマしに見えた本ブレイクとは何か?
株価チャートを見ていると、「この価格帯を突破したら上昇するはず」と思った瞬間に、逆方向に少しだけ動いて元に戻ることがあります。これを多くの投資家は「ダマし」と呼びます。初心者の私は、このダマしを何度も経験し、反射的に逆張りをして損失を出していました。
例えば、ある銘柄が長期のレンジを抜けそうになった瞬間、一時的に下落してから再度上昇する場面がありました。私は「やっぱり騙された」と判断し、ショート(売り)で利益を狙ったのです。しかし、結果は大きな上昇トレンドに乗り遅れるという失敗に終わりました。
私の体験談:チャンスを逃した瞬間
数年前の話です。私はテクニカル分析に夢中になり、レンジブレイクの瞬間に注目していました。ある日、株価が上値を抜ける兆しを見せた瞬間、反対に小さく押し戻される動きを確認。過去の経験から「またダマしだ」と思い、反対売買で空売りを入れました。
ところが、その後株価は力強く上昇し、数日間で20%以上の上昇。私は本ブレイクに乗れず、しかも反対売買の損失を抱えたまま見守るしかありませんでした。この失敗で「ダマしだと思い込むことの危険性」を痛感したのです。
ダマしと本ブレイクを見分けるためのポイント
ダマしに見えた本ブレイクで損をしないためには、以下のポイントが重要です。
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ブレイク後の値動きを確認する
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本ブレイクは出来高を伴うことが多く、力強い値動きが特徴です。
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小さな押し戻しは自然な調整であり、即反対売買は危険です。
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複数の時間軸でチャートを確認する
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日足・週足・分足など複数の時間軸でトレンドを確認すると、押し目か本ブレイクかの判断がしやすくなります。
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反射的な逆張りを避ける
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過去の失敗経験から学んだ最大の教訓は「焦って逆張りをしないこと」です。
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本ブレイクの勢いが確認できるまでは、ポジションを保留する勇気も必要です。
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失敗から学んだこと
この失敗で私は、以下のことを学びました。
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ダマしと判断する前に、十分な確認を行うことが大切
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勢いのあるブレイクには乗るべきだが、無理な逆張りは危険
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感情で取引をせず、ルールを守ることが利益に直結する
この経験を経て、私は「本当にダマしかどうかは、時間をかけて判断する」スタンスに変わりました。短期の小さな動きに惑わされず、トレンドの本質を見極めることが重要です。
同じ間違いを繰り返さないための対策
初心者がダマしに見えた本ブレイクで失敗しないために、以下の方法をおすすめします。
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待つ勇気を持つ
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ブレイク後の確認が取れるまで、エントリーを控える。
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明確なルールを決める
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例えば「出来高〇倍以上でブレイクしたら買う」といったルールを設けることで、感情的な判断を防ぐ。
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損切りラインをあらかじめ設定する
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万が一逆方向に動いても、ルール通りに損切りできる仕組みを作る。
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複数のテクニカル指標で判断する
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移動平均線、RSI、MACDなど複数の指標で確認すると、本ブレイクの信頼性が上がる。
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まとめ
ダマしに見えた本ブレイクは、初心者が最も悩む局面のひとつです。私自身、焦って反対売買をしてチャンスを逃した経験があります。しかし、時間をかけて確認する習慣と明確なルール作りで、同じ失敗を避けることが可能です。株式投資は「待つ勇気」と「冷静な判断」が利益を生むことを、この失敗から学びました。
✅ ポイント
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小さな押し戻しに惑わされず、ブレイクの勢いを確認する
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複数の時間軸・指標で総合判断する
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ルールを守り、感情で反対売買をしない
これらを意識すれば、ダマしに見えた本ブレイクでの失敗を減らし、大きなトレンドに乗るチャンスを逃さなくなります。

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