株式投資を始めたばかりの頃、誰もが「ブレイクアウトは買い時」と思いがちです。しかし、ブレイクアウト後の戻り目で焦って買うと、大きな含み損に悩まされることがあります。今回は、私自身の体験談を交えながら、初心者が陥りやすい失敗とその回避法について解説します。
目次
ブレイクアウト後の戻り目で焦った私の失敗談
私が初めてブレイクアウトのチャートに挑戦したのは、あるIT銘柄の株でした。過去数か月間、株価は横ばいのボックス相場を形成しており、株価がボックスの上限を抜けた瞬間、「ついに大きく上がる!」と飛びついてしまいました。
しかし、実際にはブレイクアウト直後の勢いは長く続かず、株価は一度元の水準まで戻る動きを見せました。この戻り目で耐えきれず、損失を抱えたまま売る羽目に。結果として、含み損を抱えたまま資金が拘束され、次のチャンスを逃すという最悪の展開になりました。
当時の私は「ブレイクアウト=買い」と単純に考えていましたが、戻り目の発生を予測せず、焦って買ってしまったのです。
なぜブレイクアウト後の戻り目で焦るのか?
初心者がブレイクアウト後に焦って買ってしまう理由は主に次の3つです。
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上昇トレンドへの期待感
「今買わなければ上がるチャンスを逃す」と考え、冷静さを失うことがあります。 -
損失回避の心理
「少しの下落でも逃したくない」という心理が、早まったエントリーを誘発します。 -
情報の過信
チャートパターンやニュースを過信し、戻り目があることを無視してしまうことがあります。
これらが重なると、焦って買い、含み損のまま耐えられなくなるというパターンに陥りやすいのです。
失敗から学んだ「ブレイクアウト後の正しいエントリー法」
私の失敗から得た学びは、「ブレイクアウトは待つことが大事」というシンプルな事実です。具体的には以下のポイントを押さえることが重要です。
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戻り目を確認してから買う
ブレイクアウト直後は一時的に株価が反落することが多いため、押し目での買いを狙う。 -
出来高をチェックする
出来高が伴ったブレイクアウトは信頼性が高く、反落も小さくなる傾向があります。 -
損切りラインをあらかじめ設定する
「どこまで下がったら損切りするか」を決めておくことで、冷静な判断が可能になります。 -
小額で試す
初めての銘柄やブレイクアウトは、少額でエントリーし様子を見るとリスクを抑えられます。
同じ間違いを繰り返さないための行動指針
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焦って買わない
株価が上昇しているときほど、心のブレーキをかける。 -
チャートをじっくり分析する
ブレイクアウト直後の戻り目やサポートラインを確認する。 -
ルールを作る
エントリー条件、損切り条件を明確にして、自分の感情で動かない。 -
経験を積む
小額取引で成功・失敗体験を重ね、戻り目での心理的耐性を養う。
まとめ
ブレイクアウト後の戻り目で焦って買うことは、株式投資初心者に最も多い失敗の一つです。私自身もこの失敗で大きな損失を経験しました。しかし、戻り目を待つこと、出来高やサポートラインを確認すること、ルールを徹底することで、同じ間違いを防ぐことができます。
株式投資は焦りよりも冷静さが勝敗を分けます。次にブレイクアウトを見つけたときは、一歩引いて慎重に判断し、戻り目での押し目買いを意識しましょう。

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