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【体験談】投資方針がなく“その場の判断”で売買して失敗した話
株式投資を始めたばかりの頃、私は「投資方針」というものを持たず、気分と雰囲気だけで売買していました。今思えば当然なのですが、それでは安定して勝てるはずがありません。この記事では、私自身が経験した「投資方針がないことによる失敗」、そしてそこから得た学びをまとめていきます。同じ間違いを避けたい方の参考になれば幸いです。
■ 投資方針がないまま始めた結果…毎回“気分”で売買してしまった
株式投資を始めて間もない頃の私は、SNSの情報、ニュース、友人の話…と、その時々で耳に入った情報に影響され、売買の判断基準が毎回バラバラでした。
ある日の朝、「今日は日経平均が上がりそう」というニュースを見て、予定していなかった銘柄を“とりあえず買い”。しかし、午後になると地合いが悪化し、そのまま不安になってすぐに売却。結果は数千円の損失。
別の日は、「この銘柄が上がるらしい」とSNSで話題になっていた株を勢いで購入。しかし数日後に全然上がらず、「やっぱり違うか」と売却。その後買値まで戻るどころか上昇していき、ただただ悔しい思いだけが残りました。
要するに、毎回違う判断基準で売買していたため、結果もバラバラ。勝てないのは当然だったのです。
■ 無方針投資の最大の問題点とは?
今振り返ると、当時の私は「株を買う理由」も「売る理由」も曖昧なまま行動していました。これが大きな問題です。
● ①感情で売買してしまう
・上がりそう→買う
・下がりそう→売る
・ニュースが怖い→逃げる
感情のジェットコースターに振り回されているだけでした。
● ②損切り基準がないから傷が深くなる
買った理由が曖昧なので、下がっても「どうして下がっているのか」が分からない。結果として、損切りが遅れ、含み損が膨らむパターンが続きました。
● ③利益確定の基準も曖昧
“なんとなく利益が出ている”と感じたら売却してしまうため、利益を伸ばすこともできませんでした。
● ④振り返りができない
売買の基準が毎回違うため、何が良かったのか・悪かったのか分析すらできませんでした。
投資方針がない=地図もコンパスも持たずに山に入るようなもの
今ならそう言えます。
■ 失敗から学んだ「投資方針の必要性」
この経験をきっかけに、私はようやく「投資方針」という概念の重要さを理解しました。
投資方針があることで、行動の軸が揺らぎにくくなります。
私が学んだことは次の3つです。
● ①ルールがあれば迷わなくなる
買う理由が明確なら、少しの下落でも動じず保有を続けられます。逆に、理由が崩れた時は迷わず売却できます。
● ②感情より“ルール”が優先される
「怖いから売る」「上がってるから買う」ではなく、
**“方針に従って機械的に判断できる”**ようになりました。
● ③長期的に資産を増やす道筋が見える
一貫した投資行動を続けることで、振り返りも改善もしやすくなり、長期的に成長しやすくなりました。
■ 同じ間違いを繰り返さないために私が実践していること
ここからは、私が実際に作った投資方針と、実践している改善策を紹介します。
● ①自分の投資スタイルを決める
私は以下のように明確化しました。
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基本は長期投資(3年以上保有)
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成長性と財務健全性を重視
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短期売買はしない
● ②「買う条件」を紙に書く
例えば、
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売上が継続成長している
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営業利益率が高い
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過度に割高でない
これらを満たした場合だけ購入します。
● ③「売る条件」も必ず決めておく
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決算で成長性が鈍化したと判断したら売却
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想定したビジネスモデルが崩れたら売却
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長期保有が前提でも、理由が変われば手放す
● ④売買後の記録をつける(超重要)
・なぜ買ったのか
・なぜ売ったのか
・失敗の原因は何か
を記録することで、方針がブレにくくなりました。
■ まとめ:投資方針があるかどうかで結果は大きく変わる
投資方針がないまま売買することは、初心者が必ずといっていいほど経験する失敗パターンです。私もその一人でした。しかし、方針を明確にすることで投資の軸が安定し、判断の質も大きく向上しました。
やみくもに売買してしまっている人は、まずは“自分の投資の地図”を作ることをおすすめします。
株式投資は、方針がすべてを変えると言っても過言ではありません。
あなたが同じ失敗を避け、より安定した投資ができることを願っています。

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