株での明けの明星とは?意味とチャートの動き(⇔宵の明星)

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明けの明星とは

明けの明星とは、底値圏で陰線から窓を開けて小さい陽線または陰線が出現し、そのあとにまた窓を明けて陽線が出現することです。意味は小さい陽線または陰線は前後のローソク足両方から窓を明けてローソク足がある状態なのでこれを「星」といいます。

明けの明星は底値圏の3本のローソク足で構成されます。

  1. 陰線
  2. 陰線から窓を明けた小さい陽線もしくは陰線(これが星といわれる)
  3. 2.の星から窓を明けた陽線

明けの明星が出現すると下落が終わり、上昇をへの転換が期待されるといわれています。

ちなみにこの逆は「宵の明星」というものになります。

見分けるの難しい

心理的に怖いですよこれ。なぜなら下げ局面で「これは上昇に転じるぞ」という見極めを3本のローソク足を見て判断せねばいけないのです。底値圏かどうかの判断は前提にありますが。

明けの明星を見つけたことがあります。いや本当にそれ明けの明星だったのか?というそもそもの疑いはあるかもしれませんが、いまは明けの明星だったということにしておきます。

「こ・・・これは買いなのか」とどうしようという気持ちになりました。底値で買うことが出来れば読み通りに上昇トレンドになれば利益は結構なものになります。しかし読みが外れれば大損です。

結論として、買うことはやめました。

さんざん下げトレンドで来ているんだからいま急に上げに転じるわけがない、結局明日も下げて損失出すのがオチなんじゃないのかな、はやめよう。と考えたのです。

さてその翌日以降どうなったかというと、どんどん株価は上がっていきました。完全なる明けの明星だったということです。もったいないことをしてしまいました。利益が得られたかもしれないのに。。

明けの明星があれば全てが上昇への転換というわけではないはずですが、観測気球的に少し買ってみるというのもありなのかもしれません。その後の動きによって自分がどう対応していくかを決めておけば不安も少しはやわらぐはずです。

明けの明星ではなかった場合に引き続き下落していく事への不安はかなり大きいですよね。どれくらいで損切りするのか、もしも底値圏が近ければ買い増すことも選択肢の一つですし、対応を決めておけば迅速に判断が出来ますね。損失を抑え、うまくいけば利益も得られる・・・かもしれません。

まとめ

  • 明けの明星とは底値圏で陰線から窓を開けて小さい陽線または陰線が出現しそのあとにまた窓を明けて陽線が出現することで、上昇をへの転換が期待される
  • 対義語は宵の明星
  • 上昇に本当に転じるかの不安に対して対応策を講じておくといいかもしれない

火星も同じ名前で呼ばれる場面がありますが全く関係ないです。

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